UPQという最近巷を賑わせている家電ベンチャーがあるようだ。
そのベンチャー企業を立ち上げた女性は若い女性。
カシオを退職後、カフェを立ち上げさらにその後家電メーカーを立ち上げた。
元々文系の出の彼女だが、学生時代から携帯電話が作りたかったようだ。
様々な携帯会社を受けたがダメ。そんな時にカシオがうちで作ったらということで就職が決まった。
そんなカシオも業績不振で携帯事業からの撤退を発表すると合わせるように彼女も退社。
それだけ携帯にかけていたんでしょうね。
退職後、ハッカソンイベントに参加した際に経産省のフロンティアメイカーズ育成事業に採択されUPQの代表取締役に就任したわけです。
熱意というか熱量は相当のものだったんでしょう。
携帯を作りたいという思いが伝わりいつの間にか起業するまでに。
時間はあっという間です。しかし、これも彼女の思いと出会いがあったからこそ。
そんな彼女の会社「UPQ」ですが、家電ベンチャーというものの従業員は彼女一人。
どうやってもの作ってんのということ。一人で企画立案から製品化そして販売まで可能なのか。
実は、開発をCerevoに業務委託しものを作っているようです。
即決即行動が彼女の良さとしてテレビでは見えましたが、こうした裏の支えがあってこそだったわけです。
確かに考えてみれば、考え始めて2ヶ月程度でものが作れるというのは早いですよね。
様々なテストや試作も必要ですし…
テレビに映し出されたものもコンセプトワークの要素が多かったかもしれません。
細かいディテールはそうですし、色味の徹底はこだわりというよりもこう言った事業モデルにあったのかもしれません。
テレビ放送にもあった電動バイクがいよいよ発売になるとのことで話題になっています。
今年の夏に発売予定の「UPQ Bike me01」。
そのスペックはどうでしょうか。
サイズ | 約1220×610×985mm |
シート高 | 約760mm |
走行可能距離 | 約35km |
販売価格 | 13万7,160円 |
公道走行 | 原付免許 |
走行燃費(35km) | 電気代約9円 |
車体重量 | 18kg |
充電時間 | 約3.5時間 |
折りたたみが可能で車のトランクにも収納できる。
コンパクトになる強みは出かけた際にも役立ちそうだ。
その他バッテリーは取り外し可能で呼びに付け替えて使用することもできる。
さらに面白いのは、パッシブエントリー(鍵を持って近づいてボタンを押す)を採用しているというところ。
折りたためる家電のようなバイク。発想が面白いですよね。
電気代も大した負担にもならないくらいなのでチョイ乗りで使うにはいいかもしれませんね。
場所もとらないわけだから駐輪場を探す手間もない。
ベンチャーらしい行動力と発想力をこれからも注目していきたいですね。