ニーズを掴んで、心までも掴みたい時に知っておきたい2つのこと

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ニーズを掴む結構簡単のようで難しいことです。
ニーズにも2種類あり、顕著に現れるものを「顕在ニーズ」といい、奥に隠れたものを「潜在ニーズ」と呼びます。
 
実際に買い手のニーズをつかもうと思えばその両方を捕まえる必要があるわけで、そのニーズが顧客のウォンツ(求めるもの)にマッチしていれば、売れるものができるということです。
 
わかっていてできないのがマーケティングの難しさであり、奥深さなのです。
 
 

顕在ニーズとは何か

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簡単に言えば、今直面しているか課題や問題に対する要求です。
 
問題自体を自分自身で把握できているケースが多い為解決策を明確に持っているケースが多いとされます。
 
 

潜在ニーズとは何か

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読んで字のごとくまだ表面化されていない自分の中に眠っている課題です。
 
ユーザーの裏側に存在するものなので本人も自覚できていないことが多くあります。
 
 

ニーズを掴むためには

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人は、自分が思っているものが見つかった時に欲しいという欲求に変わります。
 
買ってもらう商品にする為に、売る側は欲しいと望まれるであろう顧客のニーズを察知して捕まえておく必要があるのです。
 
 
本来であるならば、多くの人にリサーチをかけ情報を集めてニーズを探るわけですが、ネット上ではそうもいきません。
 
であればどうすればいいか。
 
それは人々の「聞きたい・知りたい」という欲求の表れである検索エンジンの結果を重宝することです。
 
何か気になった時にあなたもネットで調べたりしますよね。
 
気になることがあってその意味を知りたいと思ったらそれが「意味を知りたい」という顕在ニーズです。
 
これは行動に移せる目に見えた課題であり問題だということがわかりますよね。
 
次に考えるのは、その情報について「なぜ知りたいと考えたのだろうか」ということです。
知りたいと思い起こさせた元はなんだろうかと考えることなのです。
 
・その情報をインプットしたかった
・ちょうど勉強していた
・ 人に言われて意味が分からなかった
 
 
ここで終わりではありません。
 
これにさらに「なぜ?」加えることで潜在的に何を考えているか見えてくるからです。
 
・調べることで記事を書きたい
・その分野を極めたい
・認められたい
 
 
例)
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など、実は調べた裏側にはこういったニーズも隠れていてこれが潜在ニーズというわけです。
 
さらに「なぜ?」を足して考えてみればもっと深く深層心理をイメージできるかもしれません。
 
深く探ることができれば、ニーズとなるキーワードも拾いやすく出口が広がることにもつながります。
 
 

答えを教えてあげることも

 
顕在ニーズとして自分の中に具体的に思いがあったとしても、潜在的ニーズは客観的に見た第三者によって生まれる場合もあります。
自覚はしていなかったけれどあてはまっている気がすると感じてもらえれば勝負ありです。
 
自覚できなかったが、潜在的なニーズを提供することで満足する。
 
潜在的なニーズがどんな欲求によるかによりますが、「マズローの欲求段階説」にあるように人間の欲求は段階に分かれており1つを満たすことで次の欲求が生まれるわけです。
 
潜在的なニーズを把握した上で売り込むことで見込みの高い顧客になるわけです。
 
表面的な顕在ニーズと内側にある潜在ニーズをうまく取り込んで顧客の欲求(ニーズ)を満たしていくことが結果的に、需要と供給のバランスとでもいいましょうか2つのバランス関係の中にうまくハマっていくことは間違いありません。
 
ものを生み出す上でニーズの把握というものがとてつもなく大切な役割を担っているのです。
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